2017年12月10日日曜日

お人好しの兵士シュヴェイク Dobrý voják Švejk 1956



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カレル・ステクリー監督、脚本、バランドフ撮影所作品、チェコ総天然色映画。
ハシェク原作の有名小説の映画化で、『閣下に報告』と合わせて前後篇となっており、シュヴェイク映画では最も有名な作品だそうだ。
1914年、犬屋のシュヴェイクはフェルディナンドが殺されたと聞いてどこのフェルディナンドだと聞く。近所の知り合いかと思ったらしい。行きつけの酒場へ行く。秘密探偵がいて酒場の亭主も謹慎している。シュヴェイクは気にせず口にした言葉で、警察出頭を命じられても全く動じない。警察署での取り調べ、医者による診察でも馬鹿と思われるだけである。誰でも兵に合格させる軍医によって仮病と宣告されるが病院でも気楽に過ごす。
酔っ払いの神父のいる教会へ皆と行った際、いい加減な神父に合わせる。気にいられ神父の下で働くことになる。忠実な下男となる。神父に借金返済を迫る者たちをあしらう、酩酊した神父の世話など尽くす。

兵の訓練学校の中尉の下で当番兵を勤めることになる。ある日女性が中尉の留守に押しかける。シュヴェイクはまず断る。中尉へ聞きに行く。その後はその女性は中尉宅に居座る。扱いに困った中尉はシュヴェイクの入れ知恵でその女の亭主をやって来させ、女を連れて帰ってもらう。
犬が欲しいと中尉のいいつけで、犬を連れた女とお喋りをし、その間犬をさらう。中尉が犬を連れて散歩していると将校に呼び止められる。その将校の飼い犬だったのである。どなられ、戦線へ向かえと命じられる。家に帰ってシュヴェイクをどやすが、彼は出征を喜ぶ。

ここまでで、戦場でのシュヴェイク譚は『閣下に報告』で描かれる。
このチェコ映画特集で上映した『勇敢な兵士シュヴェイク』(1930、無声)は総集編ということもあり、今回の映画の方が挿話は多い。神父の下で働く、女が中尉の所へ押しかける話は無声映画の方では無かった。

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