2017年1月12日木曜日

竹内啓『社会科学における数と量』 1971年

 



数学的方法が経済学その他社会科学にどの程度貢献できるのか。現状の使われ方はどうか、批判すべきところはないのかを諸論文でまとめてある。


このような問題は経済学に関心のある者には、常に意識にあるだろう。それを論じており、現在でも価値は高いと思う。もちろん現在では素材そのものが古く感じられる論文もある。しかし論じ方でみると現在でもどの程度進んでいるのだろうか。


こういった問題について現代の経済学者ももっと大いに論じてもらいたいと思っている。

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