2015年2月24日火曜日

河の女(ベトナム映画) 1987年

ダン・ニャット・ミン監督のベトナム映画。総天然色。



河の女というのは舟で春を売る商売をしている女、主人公のことである。

主人公を好きな青年がいるが女の方は乗り気でない。彼を追い出した後、河の中から男が舟に乗り込んでくる。その後軍人を乗せた船が捜しにやってくる。男は舟に隠れて難を逃れる。女は困るが男は市外まで出てくれと頼む。男を送り届けた後、彼のことが気になる。

休戦後、女が道路工事をしていると自動車に乗ったあの男を見つける。後を追うと某役所にいるらしい。彼女は訪ねる。面会所を通して話してもらったが人違いと言われ帰るしかなかった。

その後女は病院でジャーナリストに以上の話をする。記者がその話を雑誌に載せようとすると、圧力がかかり不可能になる。

男も訪ねてきた女を気づいていたのだが、今更関わり合いになるのは迷惑だったのである。雑誌の停止も彼の仕業であった。

字幕の背景が白地になることが多く、十分読み取れなかった。工夫が欲しいと思った。
大筋はなんか『飢餓海峡』を思い出した。助けた女が後年その相手に会いに行くと知らないと言われるあたり。もちろん殺されたりはしないが。

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