2023年10月16日月曜日

ゴモラ Gomorra 2008

マッテオ・ガローネ監督、伊、135分。イタリア、ナポリのマフィアによる犯罪を描く。複数の挿話が並行して進む。

まだ幼いといっていい、普段は配達で稼いでいる少年は、マフィアの一員になりたくてしょうがない。その条件として、ある女を消すための手引きをする。その女を家から出させ、仲間の殺しに加担する。ろくな仕事がないので、青年の父親は息子を廃棄物処理をしている男に託す。息子は次第に廃棄物を処理するのでなく、不法投棄などしていると分かり、嫌になって男から離れる。衣服工場で仕立てをしている男は待遇が良くない。中国人から声をかけられ、中国人労働者の衣服工場で織子たちを指導してくれるよう頼まれる。講演をし実際に中国人の仕事を自ら指導する。これで男はかなりの報酬を得るようになった。ただし元々働いていた工場はマフィアの支配下にあり、中国人と同乗していた男は襲われる。中国人は死に、男は命からがら逃げる。チンピラの少年二人は気が大きく、気炎を上げていた。ある日たまたま組織の銃器類の隠し場所を見つける。好きな銃を持ち去り、いい気になっていた。組織は二人を呼び寄せ撃ち殺す。

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