2023年6月2日金曜日

バルザック『ゴリオ爺さん』 Le pere Goriot 1835

パリにある下宿屋。ゴリオ爺さんの他、法科の学生ラスティニャック、悪人ヴォートランなどの他、十人以上の下宿人がいる。ラスティニャックはまだ純真であるが、野望の塊。またヴォートランは初めは正体を隠し、癖のある男としてとおっている。

話の中心であるゴリオ爺さんはつましい生活をしながら、あでやかな若い女が訪ねてくる。みんなは爺さんの女かと勝手な噂をする。実は爺さんには娘が二人いて、貴族や銀行家に嫁している。しかし贅沢や浮気で首が回らなくなっている。ゴリオ爺さんに泣きついてくる。爺さんは娘を目に入れても痛くないほど可愛がっているので、莫大な持参金を持たせた。それでも金を爺さんに無心に来る。ラスティニャックはまだ正義感が強く、爺さんに味方し、次女と恋し合う。爺さんが危篤になっても娘らは見舞に来ない。爺さんは死ぬ。(筑摩書房世界文学全集、水野亮訳)

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