2022年4月24日日曜日

ウィンド・リバー Wind River 2017

テイラー・シェリダン監督、米、107分。

ワイオミングのインディアン居留地が舞台、一面の雪原である。若い女がその中を裸足で駆けている。倒れる。その死体を主人公である狩猟者が見つける。田舎なので知り合いである。FBIから担当が来るのを待っている。やって来たのは若い女の捜査官でみんな失望する。死体の現場に行く。FBIは地理が全く分からないので、狩猟者に案内を頼む。二人は丘の上の雪の中に男の死体があるのを見つける。主人公は死んだ少女の親であるインディアンのところへ知らせに行く。死体となって発見された男が、死んだ女と恋人同士だったと分かる。時間が遡り、犯行時の映像になる。住居用車両に恋人といた被害者の若い女のところへならず者どもがやって来る。若い女は逃げた。冒頭の場面につながる。相手の男は殺され、それが雪に埋もれていた死体である。FBI捜査官や保安官たちは容疑者たちのいる居住用車両に行く。向こうからぶっ放してくる。銃撃戦になる。一人逃げた悪漢は主人公が追い、殺された女と同様に靴を脱がせ、雪原を走らせる。すぐに悪漢はくたばる。

本映画を観るとアメリカの広大さが良く分かる。雪に覆われた文明的な場所からは離れた舞台。これもアメリカの一部である。

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