2021年11月5日金曜日

牯嶺街少年殺人事件 1991年

エドワード・ヤン監督、台湾、236分。

1960年の台湾が舞台。優秀な筈の主人公の中学生(くらい)は点数が良くなく、夜間部にしか入れない。父親は激怒する。結局夜間部に行くのだが、この主人公、真面目そうで不良のような生活を送る。途中で生徒同士の喧嘩が幾つもある。最後は退学させられた主人公は、自分の好きな女子を勝手に悪く思い込み、弾みで刺し殺してしまう。
実際にあった事件を元に映画化したらしい。まず恐ろしく長い映画である。当時の台湾の生徒生活に関心があればともかく、もっと編集すべきであろう。主人公にも全く感心しないし。これほどまでに長く、意味不明の映画を観たのは『旅芸人の記録』以来である。結構有名な映画なので観たいと以前から思っていたが、こんな映画とは知らなかった。惰性で受動的に観ていたが、いつまで経っても終わらないのでうんざりした。

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