2021年10月5日火曜日

別れの曲 Abschiedswalzer 1934

ボルヴァリー監督、独、91分。ショパンの伝記映画。

ロシヤの支配に対する革命運動が盛んなポーランド。ショパンも運動に共感し参加するつもりでいた。ショパンを慕う若い娘がいる。ショパンも好いていた。女のために練習曲(別れの曲)を作曲する。ロシヤに対する蜂起が予定されていたので、ショパンを巻き込みたくない、という判断でショパンの師と恋人は企み、女がショパンを振る。しかたなくショパンはウィーンに行く。
その後パリに師と赴く。ジョルジュ・サンドがショパンを好きになる。大ピアノ奏者であったリストもショパンを助ける。パリで大喝采を浴びる。サンドはマヨルカ島に行こうと言いショパンも喜ぶ。
その当時、ポーランドの女はショパンを慕ってパリに来ていた。ショパンの帰りを待っていた。ショパンはサンドとマヨルカ島に行くと師に嬉しそうに告げる。それを陰で聞いて悟った女は、ショパンに最後の頼みをする。自分に作ってくれた別れの曲を弾いて欲しいと。ショパンが弾く中、女と師は自分たちの役目は終わったと言う。

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