2019年9月25日水曜日

ロヴェッリ『世の中ががらりと変わって見える物理の本』Sette brevi lezioni di fisica 2014

著者はイタリア人の物理学者。物理学を優しく解説した本で、イタリアではベストセラーになったそうだ。文字通り素人にも分かるように書いてある。
現代物理学の二大理論である相対性理論と量子力学の説明から始まる。この二大理論を繋ぐ考えとしては超紐理論が有名である。本書では超紐理論でなく、ループ量子重力理論を挙げている。「とくに中心的な研究」(p.68)と呼んでいる。この理論の従事者としては当然であろう。わが国では超紐理論の解説は多いが、ループ量子重力理論はあまり聞かれない。その中で本書はまず初歩的に読む著書として有益である。
関口英子訳、河出書房、2015

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