2019年9月30日月曜日

愛情の都 昭和33年

杉江敏男監督、東宝、100分、総天然色映画。
司葉子は義理の姉、草笛光子の経営するバーにやって来て仕事がしたい、いさせてくれと頼む。家で結婚等を強いられる生活から逃れてきた。
会社社長の息子、宝田明は放蕩息子の生活に明け暮れている。社長が女中に産ませた子というのですねている。バーで司を見初めた宝田は結婚するつもりになった。親の勧めた白川由美との見合いもいい加減に済ませる。

宝田を以前より知っている浪花千栄子は、宝田が司を愛していると知り、二人を別れさせようと画策する。宝田は以前からの情婦、淡路恵子と別れようとしていた。
事情を知り、淡路からいずれ自分のように捨てられると言われた司はバーを飛び出し雲隠れする。ようやく宝田が捜し出すと、場末の酒場ですれっからしのような様になっていた。
最後には誤解等解け、司と宝田は仲直りする。

宝田は持ち前の美貌のせいか、道楽息子、放蕩息子の役が似合ってよくさせられた。

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