2017年8月6日日曜日

理由なき反抗 Rebel without a cause 1955



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ジェイムズ・ディーンの主要三作の中でも特に有名で代表作あろう。ニコラス・レイ監督による総天然色映画。相手役はナタリー・ウッド。
デイーンが警察に厄介になるところから映画は始まる。彼は不良でこれまで問題を起こし、家族ともども引越しを何度か余儀なくされる生活を送ってきた。この警察署でナタリー・ウッド演じる少女を見初める。
転校した高校では不良グループに目をつけられる。少女もそれら不良たちと一緒に行動していた。いじめの対象になっている、精神を病んでいる少年と知り合いになる。プラネタリウム前で、不良と喧嘩する。決着をつけるため、夜、弱虫ゲームをすることになる。
崖の際に不良たちは集まる。二人で崖に向かって車を走らせ、先に飛び下りた方が負けというゲームである。ディーンは飛び降りることができたものの、相手は袖が把手にからまり、ドアが開けられず、車は崖から落ちて死ぬ。

ディーンは警察へ説明に行こうとするが、両親は自分だけが罪をかぶる必要はないと言い、他の不良は警察に垂れ込むと思っている。家で親と喧嘩したディーンは、やはり親にわかってもらえないと感じているウッドと、空き家になっている邸宅に行く。そこはディーンが少年に教えてもらった所である。少年も来る。他の不良たちも嗅ぎ付け来る。少年をいじめようとする。彼は持っていた拳銃を発砲する。
警官隊がやって来る。銃を持っている少年をディーンやウッドが説得しようとするが、悲劇が起こる。

何度目かの鑑賞、最初観た時から、ディーンが反抗的なのは父親がだらしないからであり、「理由なき」ではない、と思った。ディーンもウッドも親とうまくいっていない。当時はこの親子間が大きな問題であったようだ。

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