2017年8月25日金曜日

帝都物語 昭和63年



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実相寺昭雄監督、エクゼ制作。明治末年から昭和初期を舞台にして、東京を殲滅せんとする謎の男と、それを防ごうとする勢力の、双方超能力を駆使した戦い。


明治の終わりから話は始まる。東京改造計画を練る渋沢栄一等。一方で大昔の平将門の怨霊を蘇えらせ、東京の壊滅を意図する加藤と名乗る軍服をまとった長身の男。
加藤は平将門の霊を蘇らせる霊媒とするため、女をかどわかす。その女の兄や霊媒師が加藤と戦う。関東大震災を起こすものの、完全に東京は壊滅しない。

復興が進む昭和初期。今度は自らと女の子供と、加藤が信じる少女を銀座で攫う。女の夫、子供の父に嫁いだ女が加藤と戦う。並行して東京初の地下鉄銀座線の建設現場。そこに地脈が走っているので、化物が工事の邪魔をする。実際にあった我国初のロボット学天則を使い化物退治する。地脈が断たれ、加藤の目論見は失敗する。
今回加藤を倒したと思われたが、映画は最後で、彼の復活を予言して終わる。

バブル期に制作された映画で、お金をかけて街並みの再現などしており、普通の日本映画にみられるしょぼい感じがない。超能力を駆使した戦いが繰り返される。長い原作を縮めている(それでも映画としては長尺)ので、同じような戦いに尺をとり、また前半で攫われる女と、後半で活躍するその兄の妻も一見すると似ている。
そういう訳で映画としての出来はそれほどでもなく、主人公の加藤の存在感が話題となっている映画である。

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