2023年3月25日土曜日

拳銃貸します   This gun for hire 1942

フランク・タトル監督、米、81分、ベロニカ・レイク、アラン・ラッド主演。

ラッドは殺し屋で、ある文書を手に入れ相手を殺す。その報酬で得た金は、盗まれて番号が分かっている札だった。騙されたと分かり警察に追われる。
レイクは手品をやっている芸人、刑事の恋人がいる。レイクの芸を見てロサンゼルスの劇場支配人から出てくれと頼まれる。恋人の刑事に事情を話し、列車は出発する。
隣の席に座ったのが、警察から追われているラッドだった。レイクを呼び出したロサンゼルスの支配人は、ラッドを騙し通し番号の札を渡した男だった。ラッドとレイクが隣り合って座っているのを見て、仲間だと思い込む。レイクはラッドから頼まれ、ラッドの手助けをすることになる。ロサンゼルスに着いてからもラッドはレイクを連れ、レイクは実質上のラッドの協力者となる。
実はレイクは警察の手先で、ラッドが殺しで手に入れた文書は敵方に売り渡す秘密文書だと言う。レイクは支配人に呼ばれる。相手はレイクをラッドの仲間と思い込んでいるのでレイクを捕まえ縛る。亡き者にしようとしていた。
ラッドは自分を騙した支配人に復讐するつもりで屋敷に忍び込んだが相手はおらず、縛られたレイクを見つけ、助け出す。恋人の刑事は相手が殺人者と一緒にいるので何とかして助け出そうとする。完全に仲間同士となったラッドとレイクは操車場で警察に囲まれ一晩過ごし、明くる朝そこから逃げだし、騙した支配人宅に行く。
支配人は自分は操られていただけと言い、黒幕のボスのところに連れて行く。ボスは毒ガスの設計書を日本人に売り渡すつもりだった。ラッドと悪漢ども、警官の間で撃ち合いになり、悪漢だけでなくラッドも死ぬ。残虐非道の野蛮人である日本人に毒ガスが渡らなくて良かったという映画である。

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