2023年3月29日水曜日

夜      La notte 1961

アントニオーニ監督、伊、121分、白黒映画。

マルチェロ・マエストロヤンニは作家、ジャンヌ・モローはその妻である。友人が入院している。見舞に行った後、用がありモローだけ先に帰る。
タクシーを拾って街中のあちこちに行く。マエストロヤンニは帰宅するがモローがいない。後になってモローは家に電話してマエストロヤンニに迎えに来てくれるよう頼む。なぜこんなところに来たのかマエストロヤンニは聞くがはっきりした答えはない。
二人は夜、どこかに行こうとなる。マエストロヤンニが実業家に誘われていると答えるが、モローは気乗りしない。二人だけのところに行きたいと言う。ショーを見ながら飲んでいたが、モローが呼ばれた実業家宅に行こうと言い出す。
行って多くの人と会う。そこの娘がモニカ・ヴィッティであり、マエストロヤンニは惹かれる。雨が突如降り出す。モローはある青年に誘われ車でそこを出る。着いた先でモローは青年を拒み、元の実業家宅に戻る。ヴィッティはマエストロヤンニに妻から奪うつもりはないと言う。
雨が上がり、マエストロヤンニとモローは帰る。途中でモローはもうマエストロヤンニを愛していないと言い出す。マエストロヤンニはそれを聞かず、モローを草原で抱く。

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