2022年2月6日日曜日

ブラッド・シンプル Blood Simple 1984

コーエン兄弟製作監督、米、95分。妻に浮気された酒場の主人の復讐がとんでもない方向に。

田舎の酒場の主人は、探偵から自分の妻と店員の浮気を知らされる。怒った主人は探偵に二人の殺害を依頼する。巨額の報酬を約束する。主人は旅行から帰って探偵に会う。殺した証拠の写真を見せられる。約束の金を支払うと探偵は銃で打ち倒す。その銃は主人の妻のもので、侵入した際に盗んでおいた。実際は殺しておらず、写真も偽物だった。

主人の殺害の明くる日、浮気をしている店員が死体を見つける。銃が自分の愛人、主人の妻の物なので、てっきり妻がやったと思い込む。それでその死体を処理しようとする。苦労して遠くの地に運び埋める。実は主人はまだ死んでいなくて動き出すので、生き埋めにする。戻って自分の愛人、主人の妻に会うが、もちろん相手は何も知らない。店員は自分の知らない別の愛人に殺させて、とぼけているのかと疑う。

探偵は殺しの現場に忘れ物をしてきたと気づき戻る。店員も別の殺人者がいるから恐れ、部屋に愛人が入って来た時、狙撃されるから電気はつけるなと命令するが、無視してつけられ外から探偵に狙撃された。探偵は証拠の品を捜しにやって来る。妻の方はてっきり自分の夫が殺しに来たかと思い込み、相手の顔を知らずに駆け引きで倒す。探偵は死ぬ前に相手が主人と間違えていると知って笑う。

思い込みでどんどん話が発展していくのは、ドラマ、映画でおなじみであり、子供の時からあまり現実的でないと思ったものだ。

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