2024年3月30日土曜日

新婚道中記 The awful truth 1936

レオ・マッケリー監督、米、90分、アイリーン・ダン、ケイリー・グラント主演。典型的なスクリューボール・コメディと言われる。

ダンとグラントは夫婦。ちょっとした嫉妬と誤解等から言い争いになり、離婚になる。裁判所で離婚が決定され90日後に離婚が成立する。(女の子供ができたら父親をはっきりさせるためか)もちろん内心では二人とも相手を好いており、最後によりが戻るとは見る前から分かる。その間、相手を忘れるため他の異性と交際したり、ドタバタが続く。見せてはいけない男を隠したところ、そこには先客がいたりして、などはモーツァルトのオペラにもドストエフスキーの短編小説にも使われている。映画の類でも何度も見ただろう。結局相手に素直になれず、格好つけてばかりの様子を延々と見せられる。

若い時に見たら面白く思えたかもしれない。出演名ではダンの方が先に出てくる。戦前は人気があった女優のようである。

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