2018年7月29日日曜日

五つの夜に Пять вечеров 1979


ニキータ・ミハルコフ監督、102分、基本的に白黒であるが、最終部分は総天然色になる。

戦争以来、別れていて中年になった恋人たちの再会。

主人公の男は女の部屋にいる。泊っていけと女は言うものの、窓から見える建物。それを見て男は知り合いが住んでいるところだと言い出し、部屋から出て行く。

さてその家にはかつての恋人が住んでいた。甥と同居している。いきなり男から訪問を受ける。とまどう女は男に泊っていけと言う。甥には電話交換手の恋人がいる。その恋人を女は甥に問いただす。

男は傍若無人を絵にかいたような態度で勝手にふるまう。女に自分と来てくれと頼む。しかし断られる。駅に行く。駅で待っている最中、あの交換手の女子が来て、戻ってくれと頼む。女は男を待っているからと。男はかつて出征の際、駅で女と別れた思い出話をする。

家で女は服を着替えている。知り合いの技師がやってくる。交換手の子は戻ってきて男を見送ったと告げる。入口の呼鈴が鳴る。出てみると男だった。もう二人は別れないと誓う。

場面は総天然色になり部屋の中を映す。テレビは第一回チャイコフスキーコンクールで、一位になった米ピアノ奏者ヴァン・クライバーンを映している。1958年のことである。ショパンの夜想曲遺作嬰ハ短調を弾いている。たまたま音楽好きなので分かった。
題名の五つの夜とは第一夜、二夜と映画の最中に映し出され、五日の経過を表す。

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