2015年5月7日木曜日

忍者狩り 昭和39年

山内鉄也監督による忍者映画、白黒。

 豊臣に近かった外様藩を潰そうと幕府は目論んでいた。四国の松山の藩主は臨終近く交代予定である。その子を藩主と許可する幕府のお墨付きを巡って争う。潰す側は忍者を雇い、そのお墨付きを奪おうとする。また藩はかつて属する藩を潰され浪人となった、腕利きの4人を雇い奪還を防ごうとする。

主人公の浪人に近衛十四郎、また仲間の一人に佐藤慶が扮する。藩の城代家老は田村高広が演じる。
忍者たちと浪人の間で死闘が繰り広げられる。

最後にお墨付きの奪還が無理となった忍者側は、幼い次期君主を亡き者にしようとする。その争いが狭い墓(西洋の墓のような廟)の中で切迫感をもって描かれる。

当時は忍者ブームの時代だったと思い出した。

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