2023年11月27日月曜日

嫁と呼ばれてまだ三月 昭和29年

天野信監督、大映、81分、白黒映画。渡辺篤主演。大阪で何軒かの食べ物屋が立退きに会う。その一人渡辺はみんなで新しい店を始めようと、やはり立退きをくらった浪花千栄子の店に行く。浪速にも新しい店を手伝って欲しいと頼む。あまり乗り気でない。渡辺は浪速と結婚したく思った。渡辺の娘が結婚する。その婚約者と浪速の店に行って、浪速を見てくる。渡辺は求婚し、浪速と結婚する。新婚夫婦が二組できたわけである。

三月経った。渡辺の娘が帰郷する。その間に夫が浮気していたと思いこんだ。渡辺、浪速の夫婦が娘の誤解を解かせる。それだけでなく浪速は渡辺が若い女と連れだって歩いているのを見た。更に貯金が引き出されている。てっきり若い女と浮気かと思い、家出する。浪速が凝っている新興宗教に相談に行く。その教祖と浪速は家に戻って来て渡辺から浮気の原因を追い出すべくお祓いをする。渡辺が連れていた若い女は別れた以前の妻が再婚して出来た娘で、浮気の相手などではなかった。この映画の主題歌(題名は同じ)は当時流行った歌なのだろうか。

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