2018年10月31日水曜日

モーリアック『テレーズ・デスケールー』 Thérèse Desqueyroux 1927

世界の文学〈第33〉ジード,モーリアック (1963年)背徳者 狭き門 女の学校 ロベール テレーズ・デスケールー  知識の悪魔

夫の毒殺を図ったとして捕まった、テレーズの釈放の場面から小説は始まる。これは醜聞を拡大させないための家族の措置であった。その後、テレーズは蟄居の身となる。テレーズの心の内面と大西洋を望む松林。

極めて特異な小説である。設定はほとんど有り得ない。それでも読者は絵空事と思えず、関心を持って読み進める。
あまり他に例のない小説をたまに読むことができる。これはその一つである。

世界の文学第33巻、昭和38年、中央公論、高橋たか子訳

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