2018年9月22日土曜日

瀧澤弘和『現代経済学』中公新書 2018

20世紀後半以降の経済学を俯瞰する。副題に「ゲーム理論・行動経済学・制度論」とあるように、これらを中心に解説している。
現代経済学-ゲーム理論・行動経済学・制度論 (中公新書)
まず従来の主流派経済学の概要。市場メカニズムを信奉するが、その限界を指摘する。

ゲーム理論は経済学に多大な貢献をしたが、将来をみて決定する、という点が重要と著者は言う。次の章はマクロ経済学を説明する。「期待」を論じたかったようだが、正直この賞の意義はよくわからない。

次は現在大流行の行動経済学の解説である。続く章は実験経済学を説明する。

制度の経済学では組織と契約の経済学、日米の比較経済分析など。最終章では歴史の経済認識への重要性を指摘する。

最近の経済学でよく話題になる方法論等が分かる。沢山の専門用語が解説される。
もっとも経済学の基礎的知識がないと、読んでいて不明なところがあろう。

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