2021年3月10日水曜日

原子怪獣現わる The Beast from 20,000 Fathoms 1953

 ユージーン・ルーリー監督、米、80分、白黒映画。怪獣映画の走り、翌年の『ゴジラ』にも多大な影響を与えた。

北極の核実験の影響を調べるため調査隊が派遣される。吹雪の中、隊員の一人は恐竜を目撃し、崖から落ちる。動けなくなったので救助を求める。来た学者は見つけるが自分も恐竜を見、雪崩で埋もれそうになる。更に救助隊が来て学者のみ助かる。学者は米の病院で自分の見た恐竜の話をするが誰も信じてもらえない。古生物学の権威に会いに行く。古生物学教授も恐竜が生きているはずがないと言う。女の助手が学者に自分は信じると言い、恐竜の絵を沢山見せてどれが似ているか問う。学者が指した絵があった。他でも恐竜を見たという船乗りからの報告があったが、やはり信じてもらえず気違い扱いであった。その中でカナダの船乗りの所まで行き、連れてくる。船乗りが選んだ恐竜もやはり学者と同様であった。これらを古生物学教授に話し納得してもらい、何らかの措置を当局に頼むがなかなか理解は難しい。怪獣を調べるため潜水艇に乗り、古生物学者は海底近くまで行くが怪獣にやられる。

そうこうしているうちに、怪獣は船を沈め、灯台を破壊する。ニューヨークに上陸し、建物破壊や人の殺傷など怪獣映画的な場面になる。バズーカで傷つけるが、その血は有毒であり人を倒れさせる。最後はコニーアイランドで、アイソトープ弾を撃ち込み、殺す。

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