2015年9月30日水曜日

穢れなき悪戯 Marcelino Pan y Vino 1955

スペイン映画、監督はハンガリー出身のバホダ(ハンガリー語読みではヴァイダ)、白黒映画である。

過去の修道院にまつわる伝説的な話。
修道院の前に赤子が捨てられていた。引き取って育ててくれる家庭が見つからない。修道僧たちによって育てられることとなった。

そのマルセリーノと名付けられた赤子が少年になる。親切な修道僧たちに囲まれているものの、やはり母を恋しく思う。

ある日入ることが禁じられている屋根裏部屋に上る。物置となっているが、キリストの像がある。誰もいないはずのその部屋で男の声が聞こえる。少年は会話をし、空腹であろうと思い、パンと葡萄酒を届けるようになる。何度も屋根裏部屋で会話を続けるうち、男は少年に何か希望があるか尋ねる。少年は母に会いたいと言う。
 
最後のところをみるとアナトール・フランスの『聖母と軽業師』を思い出した。

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