ギュンター監督による東ドイツ映画、総天然色。
1965年に作られたものの、上映禁止となり90年に復元が行われた。途中の場面や音声が欠落している部分があって、無声映画の中間字幕と同じように字幕の挿入で補っている。
少年アダムは懐中電灯の形をした嘘発見器をたまたま入手する。嘘をついた時この嘘発見器を当てられると体が空中に浮かんでしまう。(シャガールの絵を思い出した)アダムの身内、彼らが働いている職場の人々に騒動が巻き起こる。
どこが当時の検閲に引っかかったのか、権威ある者をおちょくっている所か、組織を皮肉っているところか。
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