東ドイツのバイヤー監督による総天然色映画。
第二次世界大戦中、ゲットーに住むユダヤ人ヤコブは散歩していて、呼び止められる。当時は夜8時過ぎの外出は禁止されていた。その警察でたまたまラジオのニュースを耳にする。ロシヤ軍が某所まで進攻しているという。
このニュースを明くる日作業場で仲間に知らせる。どこで知ったかの質問に、実はラジオを隠し持っていると嘘を言う。この情報はたちまちのうちにゲットーのユダヤ人の間に広まる。ラジオのニュースを聞かせてくれと多くから要望が出る。
適当にごまかしていたが、最後に親友から問われ真実を語る。なじる友人に対し、ヤコブは答える。今まで絶望のあまり自殺する者が多かったが、ロシヤ軍進攻の情報が広がってからそういうことはなくなったではないかと。
もちろん今ロシヤ軍がどこまで来ているか誰も知らない。そういううちにドイツ側からユダヤ人全員に通知がくる。
ヤコブの友人である少女が可愛い。
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