ヨアヒム・ハスラー監督による東独のミュージカル映画、総天然色。
10代後半の男女それぞれ十人あまりがバルト海の避暑地に出かける。行く途中に出会い、男どもは女たちを色々からかう。女たちは男の幼稚さを馬鹿にしつつ、関心は隠せない。筋らしい筋はほとんどなく、一人の女を巡って二人の男が争うくらいか。
フィルムセンターのパンフレットによるとドイツの『グリース』と呼ばれるカルト的人気を誇るという。
ミュージカルと言えば当然なのだが、普通より歌の場面が非常に多い。独唱よりみんなで歌うのがほとんどである。
東ドイツ風の60年代趣味というべきか。懐かしい感じと新味がある。若い肢体が眩しい。
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