ヴィンセント・ミネリ監督、米、108分、ジーン・ケリー主演のミュージカル映画。ケリーはスコットランドへ友人と二人で旅行に来たが、道に迷う。下の方に人家の灯りが見える。降りていく。民族衣装を着た者に会う。聞いてもろくに返事もくれず逃げられる。若い娘に会い、この村の名がブリガドーン、食事が出来るところは広場だと教えてもらいそこに行く。ここでも多くの者から奇妙な対応をされるが、今日結婚式を挙げる若者に、目出度い日なのでもてなされ、ビールを振舞われる。しかしこの若者が結婚する相手に、熱をあげていた他の男が不快な顔をしている。
結婚する娘の姉が途中で会った娘で、ケリーは好きになる。その娘にこの村の事情を聞くと賢人のところに案内される。賢人が言うにはこの村は百年に一度だけ現れて、その間は眠りにつき、よその者には見えない。これは魔女から守るための仕掛けだと言う。もしこの村から出ていく者がいれば、村は消滅してしまうという。あの結婚出来なかった男は、結婚式の最中に殴り込みをかけるが阻止される。男はこの村から出てやると言い、逃げるのでみんなが追う。男が村から出るとブリガドーンが消滅する。男は隠れていたが、ケリーの連れが鳥と間違えて銃を撃つと当たって死ぬ。
ケリーは娘が好きになったので、この村に残るつもりだと言う。しかし後に友人に説得され、考え直し、娘に別れを告げる。ニューヨークに帰ったケリーは文明社会の喧噪に嫌気がさし、また友人を連れてスコットランドに飛ぶ。あのブリガドーンのあった場所に行く。するとブリガドーンは再び現れる。愛があれば凡て可能の証。ケリーは娘に再会し終わり。