ラオール・ウォルシュ監督、米、92分。19世紀末のニューヨークが舞台。バワリイとはその地区の名である。ここで大物とされているのは酒場を経営している男で、孤児の少年を息子のように可愛がり、同居させている。ライバルはにやけた二枚目で、男と張り合っている。
火事の知らせが来ると、お互いに消防団を率いているので我先に火事の現場に駆けつける。江戸時代の火消しのようなものである。現場に着いても二人が自分の方が先だと喧嘩し、消火はそっちのけで地域は全焼する。歌手希望だが仕事のない若い女と知り合い、助けるため自宅に連れてくる。すると同居の孤児はすねて出ていく。ライバルは、男の家にいる若い女を見て惚れ、女も相手を好きになる。二人で海辺へ遊びにいったりする。
ライバルがブルックリン橋から飛び込むと宣言し、話題になる。男はできたら店をライバルにやると賭けをする。ライバルは人形を作り飛び込ませた。これでライバルの勝ちとなり、男は店をとられ、一文無しになっただけでなく、人々からも無視されるようになる。米西戦争が始まり、男は志願する。男にライバルの飛び込みはインチキだと言う者がいて、男はライバルの物となっている店に殴り込みに行く。二人で決闘することになる。島で行われた決闘から戻ってきたのは男であり、勝者となったので、また人気を取り返す。男に警察が来て、相手を負傷させた容疑がかかっていると言う。ライバルの病室ではあの女が付き添っていた。そこに来た男を、警察は負傷させた相手かときく。ライバルは否定する。警察は去る。男はライバルにお前も戦争に行けと誘う。映画の最後では二人が女と別れた後、軍服で行進し、孤児が荷車の中から顔を出す。