実際にアウシュヴィッツに収容されていたポーランドの女性監督ヤクボフスカによるアウシュヴィッツものの先駆。
アウシュヴィッツにやってきた女囚の一人は、ドイツ語がわかるため通訳にとりたてられる。医者の女囚は彼女からドイツ語の片言を習い、国際監視団がやって来た際、ここの現状を訴える。そのため医者は拷問に会い、殺される。彼女の後任の「医師」は自称で実際は薬局のおかみにすぎず、自らの利益をむさぼる。
通訳の女囚は男の囚人と、救援を求めるため脱出を図る。しかしながら捕えられ、絞首刑されることになる。ナイフをこっそり渡された彼女はナチスの将校に斬りつける。護衛兵が彼女に報復しようとする。その時収容所の上空にソ連の戦闘機が飛来する。
『シンドラーのリスト』ほか、収容所が出てくる映画に大きな影響を及ぼした。
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