東ドイツ映画、ハルトマン監督の総天然色映画。
グリム童話の映画化。
三人兄弟の一番下の弟が、金のがちょうでお姫様を得る話。
金のがちょうにはそれに触ると、あるいは持っている者にくっついて離れなくなるという性質がある。この効果により次々と人々の行列が出来上がる。
城のお姫様は全く笑わず、王様は姫を笑わせた者には婿にして、王国の半分を与えると約束する。しかし誰も成功しない。金のがちょうを抱えた弟とそれにつながった人々の行列がやってくると姫は笑い出す。しかし王様は弟に姫をやろうとしない。隣国が攻めてくる。王様は次々と難題を出す。それらを凡て弟はこなしめでたく姫を得る。
童話だからあれこれ言っても始まらないだろう。文字で読んでいるのなら、それほど感じなくても映像として展開されるとやはり童話ならではのご都合主義がよくわかる。
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