東ドイツ、フォルカー・ケップ監督が女性工員を描いた記録映画の連作。白黒。
フィルムセンターの東ドイツ映画特集で、このうち「再び ヴィットシュトックで」、「ヴィットシュトックⅢ」、「生活と労働―ヴィットシュトックIV」の3編が上映された。
ヴィットシュトックとは舞台となる繊維工場のある田舎町の名である。
数人の女子工員に焦点をあて、そこでの仕事や暮らしを聞いていく。単調な仕事への不満や実習生が次々と辞めていくことが語られる。
東独末期の工場風景を記録したものだが、日本を含めた西側諸国とどれほど違いがあるのかと思った。ノルマの達成などはいかにも社会主義的である。
筋もない記録映画なので、観ていて単調な感じをしたのも確かである。
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