ヴィットリオ・デ・シーカ監督、伊、92分、白黒映画。
婦人は畑の中に赤ん坊を見つける。育てる。まだその男の子が小さいうちに婦人は亡くなる。男の子は孤児院に行かされる。成人して孤児院を出る。愛想のよい積極的な青年になる。貧しい人々が郊外に集落を作る。バラックのような家ばかりである。青年もそこに住む。ある日、集落の真ん中から水が噴き出し、更に原油が噴出する。土地の所有権者がやって来る。住んでいる人々を追い出そうとする。青年は亡くなった育ての母親が天国からやってきて願いが叶う鳩を渡す。これで青年は集落の人々の願いを次々と叶えてやる。人々は追立をくらい何台かの護送車で運ばれる。ミラノの中心地まで来た時、願いをして護送車は分解する。青年は恋人と、また他の人々も箒にまたがり、空中に飛び立ち、みんな雲の中に消えていく。
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