風船が大好きな金持ちの未亡人がいる。ある日、人の顔をしたおかしな風船が仏帰りの画家から贈られてきた。夫人の部屋は風船で一杯である。後に夫人が部屋で殺されているのが発見された。更に怪奇な風船を贈った画家も居合わせたのであるが、この画家も土蔵の中で殺されていた。犯人は誰かという短篇推理文庫である。途中で犯人は誰かという、エラリー・クイーンばりの著者から読者への質問状が入っている。
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