デュヴィヴィエ監督、米、118分。燕尾服の持ち主が変わっていき、燕尾服にまつわる挿話がオムニバス形式で描かれる。有名な俳優が多く出ている。
最初の話では、シャルル・ボワイエが人妻のリタ・ヘイワースと浮気をしていて、夫に見つかり銃で脅され撃たれるが、逸れていた、自分は俳優だから撃たれたまねをしていただけたと言い、去るが実は撃たれていたというもの。次の話は今夜結婚する予定の男女が、服に入っていた別の女からの手紙がもとで仲がおかしくなり、女は夫の友人と意気投合し好き合う。幾つかの話があって、最後の話は盗んだ大金を飛行機から落としてしまい、拾った黒人の部落でそれを分け合う。いかにも最後を締めくくる話になっている。戦時中の映画らしく映画の終わりに戦時国債を買えという広告がある。
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