クリント・イーストウッド監督、主演、米、123分。大恐慌時代、イーストウッドは酒場のピアノ弾きで歌手を目指している。大酒のみである。
ナッシュビルでオーディションが開かれるのでそこに行く。途中で妹夫婦の家に着くが、イーストウッドの運転ぶりが危ないので、息子を運転手として一緒に行かせる。祖父は故郷で過ごしたいと言い、同行する。途中で借金を取り返すために立ち寄った家で、そこにいた娘が歌手を志望しており、秘密に車に隠れ乗り込む。車の調子が悪くなり、バスで目的地に向かう。
オーディションではイーストウッドは咳き込み、歌が続けられない。結核で本人も知っていた。たまたまオーディションを聞きに来ていたレコード会社の連中が、イーストウッドにレコード録音しないか持ち込む。録音が始まるが、やはり途中から咳で歌えない。他の者が代わりに歌う。イーストウッドは寝込む。医者に来てもらうが余命いくばくもないと言われる。イーストウッドは死に、甥と娘は墓を後にする。すれ違った車ではイーストウッドの歌を流していた。
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