谷口千吉監督、東宝、96分、白黒映画、三船敏郎主演。三船がダムの工事現場に着くところから始める。
岩手の花巻温泉の近くである。ダムの食堂で働いている久慈あさみに会う。ダムの工事によって村が水没する部落の反対派がいる。兄の借金のため芸者として働かされている女がいる。若山セツコは男に捨てられ、子を孕んでいて親から疎んじられている。三船の婚約者が都会から来るが工事の現場にかなり困惑する。
工事が早く済むと損する連中は工事を遅らせるため、工事現場に爆弾をしかけようとしている。それに使われたのが、若山が好きで結婚したい、そのための金が欲しい風来坊である。直前に分かり、三船が爆弾を消そうと現場に入る。全部消せずに爆破し三船は怪我をする。ダムが完成する。三船の婚約者から手紙が来て婚約を解消したいとある。本来は都会に戻り結婚する予定だったが、この手紙で他の連中と共に次の工事がある九州に向かうこととする。
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