トラジディ・ガールズ Tradgedy Gorls 2017

タイラー・マッキンタイア監督、米、98分。

女子高生2人が殺人鬼となり、次々と殺人を犯していく。その動機はインターネットに上げ、いいねを多く獲得する、というものである。

良心のかけらもない二人は、気に食わない相手を血祭に上げていく。今の映画であるから残酷に殺す場面も出てくる。しかし本作は喜劇というべきであろう。殺人を衣装にまとった喜劇というか、まさに今ならではの映画である。

それはインターネットで注目を浴びるという犯人らの動機だけでなく、このような映画自体、現代でなければ作られなかったであろう、と思われるからである。過去の映画等をネタに殺人自体を娯楽化しているからである。

ありえない展開でおふざけ映画として楽しめる。