実在した聖人シメオンの伝に基づく。柱頭の上で長期間、修行したという。
シモンは砂漠の中に立つ円筒形の塔に登る。周りに集まってきた群衆に説く。
両手を無くした男がやってきて、治してくれと頼む。言葉はやめよとシモンは言い、男の手を取り戻す。修道院から聖職者たちが訪れ、導きを求める。
中にはインチキだと公言する者が出てくる。少女の姿に変え、惑わす悪魔も来る。
悪魔が再度やって来た時には普通の女になっている。シモンの祈りも効かない。いつの間にか、ニューヨークの摩天楼にある、ダンスクラブに来ている。本能の赴くまま踊り狂う若者たち。その中にシモンと悪魔は座っている。訳の分からないシモンは、悪魔にきく。何の踊りだと。
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