小津安二郎監督、松竹、65分、無声映画。
東京駅近くの銀行で強盗が入る。警察が犯人を追う。タクシーに乗って犯人、岡田時彦は逃げる。その頃、妻の八雲恵美子は幼い娘の看病をしている。今夜が峠だと医者から言われる。八雲も娘も父親の帰りを待っている。
岡田は帰宅する。喜ぶ娘。岡田は盗んできた金と銃を卓の上に出す。扉を叩く者がいる。岡田は隠れる。入ってきたのは刑事だった。良人は帰っていないと八雲は答えるものの、刑事は岡田を追ってきたのだと言う。隙をみて夫が持ってきた銃を刑事に突きつけ、刑事の銃も取り上げる。岡田が出てくる。娘の看病が必要である。夫婦起きていて、看病と刑事の見張りをしようとする。
何日も寝ていない八雲は寝てしまい、目が覚めると刑事に銃も金も取り上げられていた。岡田も寝ていた。朝になり医者が来るまで待つと刑事は言う。
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