ルイス・ブニュエル監督、墨、99分、白黒映画。
不条理劇として名高い映画。ある上流階級の屋敷で召使いたちが次々と辞めていく。そこの家の主人は歌劇鑑賞の後、音楽家や観客であった仲間のブルジョワたちを招く。上流階級ならではの退廃と偽善的な交わりが描かれる。夜遅くなりみんなその家に泊まっていく。朝、起きたら外へ出られないので騒ぎ出す。閉じ込められた状況は何日も続く。
西洋人的な自己主張が飛び交い、疲労と空腹、中には病人までで出す。屋敷の外では、警官たちがいる。なぜこのような状況になったか、観ていても分からない。最期に屋敷を出る方法が分かる。しかしその後、教会に行ったらまた不明な状況になる。外では警官たちが発砲し、群衆が逃げ惑う。
題名からしてよく分からないが、映画の内容について定説的な解釈はないらしい。
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