2020年8月4日火曜日

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ Godzilla: King of the Monsters 2019

マイケル・ドハティ監督、米、132分。

アメリカ製ゴジラ映画の一。最初の場面で、科学者夫妻は息子をゴジラに殺される。その数年後、怪獣の制御が専門機関で進んでいた。環境保護を口にするテロリストは基地を襲い、妻の科学者とその娘を拉致する。テロ集団は怪獣たちを蘇えさせ、世界を攻撃させる。科学者の妻は人間が地球を破壊し続けてきたので、怪獣たちで地球の浄化を図ろうとする。その考えには渡辺謙扮する科学者や、夫も含め、呆れて誰も納得しない。

キング・ギドラ(映画の初めの方ではモンスター・ゼロと呼ばれる。『怪獣大戦争』(昭和40年)で、宇宙人に呼ばれていたのを踏まえたのだろう)を呼び覚ます。キング・ギドラが次々と他の怪獣たちを復活させ、地球総攻撃になる。こんな事態は想定していなかったと、妻の科学者は悔やむが後の祭りである。怪獣たちを制御できるオルカと呼ばれる装置を娘は盗み、逃げだし、その装置でキング・ギドラの操りになっている怪獣たちをおとなしくしようとする。

一方ゴジラはキング・ギドラとの戦い中、オキシジン・デストロイヤーの攻撃を受け、宇宙怪獣のギドラは何もなかったが、ゴジラは海底深い自分の地で休息をとっていた。キング・ギドラを倒すためにはゴジラを再生させるべきと渡辺謙は主張し、自分で潜航艇に乗り、核爆弾を起こしてゴジラを再生させる。

最後はボストンでの怪獣決戦。キング・ギドラは、オルカを操作する娘に襲いかかる。ゴジラがやって来てキング・ギドラとの戦いになる。娘の父親の科学者は兵隊たちと一緒に娘の救助に来た。母親も逃げた娘を助けに向かう。廃墟のボストンで夫婦と娘は再会する。ギドラをやっつけるため、妻の科学者は自己を犠牲にする。

CG技術の発達もあってか昔の日本製のゴジラと比べ、戦闘場面の迫力は段違いである。

0 件のコメント:

コメントを投稿