林海象監督、東宝、92分。
三姉妹がキャッツアイという名の泥棒に化けて、貴重品等盗む。姉妹真ん中の女が刑事と相思である。また末娘は中国からの若い男と恋仲になるが、これも相手の正体が最後にばれる。見ている方は途中から気づくが。元々漫画が原作のようで、当時の人気女優を集めた映画であるが、出来栄えは褒められたものではない。いかにも昔の日本映画らしく、動作が鈍いし見せ所も大してない。好評だったら続篇を作るような終わり方になっているが、これでは作られるはずもなかろう。
観ていて中国映画の「夕陽天使」(邦題は忘れた)を思い出した。三姉妹の泥棒ものならあちらの方が見栄えする。出ている俳優に好きな人がいれば、また当時の日本映画の水準を見たいなら観るべき。
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