2019年7月21日日曜日

団地妻 昼下がりの情事 昭和46年

西村昭五郎監督、日活、64分。
記念すべき日活ロマン・ポルノの第一作として名高い。主演の白川和子はこれで名を残した。

団地に引越してきた白川は、友人である女からの勧めで売春に手を出す。夫はおりからのニクソン危機で仕事が芳しくない。今夜の相手を待っていた白川のもとに現れたのは、外人の客を接待用に連れてきた夫だった。夫は驚愕し、しかも同僚にも商売女が妻だと分かってしまい、絶望に陥る。白川は商売を紹介した友人と喧嘩し、誤って殺害してしまう。家を出た白川は以前から自分に憧れ、こちらも満更でない男と逃走する。山中の崖沿いの道を走っていた際、男は白川との愛欲にふけっていたため、ハンドルを切り損ね、崖下に車は転落炎上する。

まるで素人が売春に手を出すとろくなことはないといった説教映画にも見えてくる。

0 件のコメント:

コメントを投稿