2019年7月21日日曜日

十一人の侍 昭和42年

工藤栄一監督、東映京都、100分、白黒映画。
主君を討たれた家臣たちが非道な隣藩の領主に敵討ちを図る。一種の忠臣蔵もの。

将軍の弟であると自慢している傲慢な藩主。狩りに出た際、隣の藩領に踏み込み非道な行ないをし、注意した隣の藩主を弓矢で殺してしまう。
藩はこの行為を江戸の幕府に訴える。将軍の身内が犯した不祥事の処理に悩み、事故として処理し、領主を亡くした藩を取り潰そうとする。この暴挙に怒った家臣たちが非道な隣の藩主を討とうとする。

十人の家臣に途中から加わった十一人で、隣の藩主が江戸から帰藩の途中で討つ計画をたてる。一度幕府側の陰謀でその機会を逃すものの馬で追いつき、雨の中、川畔で壮絶な戦いとなる。参加した家臣は凡て死ぬが藩主も最終的に討ち取る。

工藤監督は「十三人の刺客」が有名だが、同種の映画と言える。

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