2024年9月25日水曜日

とっととくたばれ 2018

キリル・ソコロフ監督、露、100分。主人公の若い男は恋人に頼まれて恋人の父親を殺そうとする。父親は娘に昔から暴行を働いていたという。恋人の父親は刑事である。

父親と母親の住むアパートに主人公は行く。誤って凶器にするつもりでいた金槌を落として父親に怪しまれる。父親と格闘になる。その際、大金のつまっている袋を見つける。主人公は父親に捕まり、手錠され風呂の中に放りこまれる。殺しに来た理由を父親は聞くが答えない。ドリルで脚に穴を開けるような拷問を受ける。手の骨を折り、手錠を外し主人公はライフルを父親に向ける。父親は娘に電話する。娘はそんな男は知らないと返事。これで主人公はがっくりし、ライフルを下げる。父親は飛び掛かり主人公の首を絞める。

時間は遡って大金の出所の話。父親は刑事で、女を惨殺した猟奇殺人があって、容疑者の若い男は捕まっている。同僚の刑事は父親と二人で相談する。容疑者の親は金持ちである。息子を釈放させ、お金をせしめようと言う。同僚の妻は癌のため治療が必要で、金がいるのである。金を取りに父親は行く。金を自分のものにし、同僚にはなかったと嘘を言う。同僚は釈放された容疑者の男を殺す。

現在に戻る。父親が主人公を絞めた後、この同僚の刑事が来る。主人公は息を吹き返した。子供の時も一度死んだのに息を吹き返した経験がある。主人公は同僚の刑事に大金を見たと話す。同僚は驚き、父親に詰め寄る。父親と同僚はライフル、銃を構えあう。その時娘がアパートに来た。同僚と父親は撃ち合う。同僚は殺され、父親は負傷を負う。母親はその間、台所に行って首をくくっていた。警官が家に尋ねて来る。生きて騒ぐ主人公を見て娘はナイフで刺し、警官に出て何もないと帰す。まだ生きている主人公を見て父親は驚くがその時銃声が轟き、ライフルで娘が父親を撃っていた。倒れた父親を見て娘は大金の入った袋を持って出ていこうとしたが、息のあった父親に撃たれ倒れる。主人公はよろめきながら歩いて去る。

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