2021年11月22日月曜日

生きるべきか死ぬべきか To be or not to be 1942

エルンスト・ルビッチ監督、米、99分。

ナチスドイツが侵攻するポーランドの、劇場人たちを描く喜劇映画。主人公のキャロル・ロンバードの夫は舞台でハムレットをやっている。ロンバードに恋した若い将校は楽屋に来て、迫る。困惑したが相手の情熱にうたれたロンバードは主人が演じるハムレットの台詞で「生きるべきか死ぬべきか」のところになったら部屋に来てほしいと言う。ハムレット役が台詞を言うと、席から立ちあがって退場する将校が見える。ハムレット役の夫はいたく心証を害する。

ナチスドイツがポーランドに侵攻し、ドイツの支配下におかれる。イギリスに勢力を移したポーランド空軍のあの将校は、ロンバード宛の手紙をポーランドに行く教授に託す。実はこの教授は友軍のふりをしているが、ナチスのスパイだった。ポーランドではロンバードはナチスのスパイになりすまし、情報を探ろうとする。劇場の俳優たちはドイツの将校、兵に化け相手を出し抜こうとする。将校に化けたハムレット役の夫は、ナチスのスパイの教授から、ポーランド空軍の者から妻あての手紙を頼まれてきたと聞き、驚く。後にポーランド空軍の将校も戻って来て、ナチスドイツと戦う。

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