2021年11月4日木曜日

ウォーズ・オブ・ギャラクシー Battle Star Wars 2019

ジェームズ・トーマス監督、米、86分。

アサイラムの制作で原題を見ても分かるように、『スター・ウォーズ』のパクリである。といってもお笑い系のつくりではない。例えば『スペース・ボールズ』のような映画ではない。真面目に作ってある。それで普通に観ていると筋が分かりにくい。
主人公は金髪の若い女の子で、これが原作のレイア姫とルークの役を兼ねている。父親が惑星連合を支配する独裁者でその娘である。惑星連合と反乱軍の戦いがある。マナという万能物質の取り合いとなる。女海賊が現れ、自分の利益のためにどちらにもつく。主人公の女にはヘルパーと称するこれまた若い女の恰好のロボットというか万能の家来がいる。どこへでも瞬時に移動できる。主人公の娘は父親の独裁者にたてつく。後に自分の母を殺したのが父の独裁者と分かる。娘は独裁者の娘という特権で命令したり指図する。闘いはしない。万能ロボットのヘルパーがついているからである。
映画は筋がよく分からないスター・ウォーズのデフォルメである。見どころは主人公の娘が可愛い、また従者の万能ロボット、ヘルパーである。ヘルパーおよそこれまで空想科学映画に出てきた最強の人造人間ではないか。

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