エルナン・ゴルドフリード監督、アルゼンチン、スペイン、107分。
主人公は大学教師で弁護士、刑事法の講義をしている最中、外が騒がしいので覗くと女の死体がある。警察が来ており、殺人事件らしい。主人公は自分の関心からこの事件にのめり込む。はっきりとした証拠はないが自分の知識や勘で、教え子の一人の学生が犯人ではないかと疑う。自分の旧友の息子でスペインから来ている男である。被害者の妹に会い、話を聞き、その妹に関心を抱く。自分と男が話している時、この妹が来て男を紹介する。そのうち男と妹は仲が良くなる。主人公は男が今度は妹を殺害するのではないかと疑い、確信に変わる。満場の会場で、男が妹を刺すかのように見え、男に飛びかかり殴り倒す。主人公は捕まる。弁護士から主人公の妄想と言われる。尤も男が無罪か、本当に犯人だったか、はっきりせず不明のまま映画は終わる。
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