ルネ・クレマン監督、仏、97分、白黒映画。アラン・ドロン主演。
ドロンは米のギャング団のボスの妻との情事のせいで、ギャングの手下どもが追いかけてくる。フランスに戻り、あるきっかけで未亡人とメイド(ジェーン・フォンダ)と称する若い女しかいない屋敷に運転手として雇われる。美人の未亡人が一人でいるのは不自然だった。住むうちにフォンダに好かれ、また未亡人とも満更でなくなる。未亡人は2年前、夫が殺された事件にあっていた。実はそれは未亡人の愛人の仕業で、その男は屋敷内の秘密の部屋に匿われていた。運転手を捜し、男は運転手に化け、未亡人と海外へ高とびする予定でいた。当然ドロンは消されるはずだった。事情を知ったドロンは未亡人と通じ、逆に男を殺し二人で逃げようと企むようになった。フォンダは自分を相手にしてくれないドロンをものにするため、未亡人に他の恋人がいる内容の偽の電報を打つ。それをドロンに見せる。怒ったドロンは未亡人に問い詰める。匿われていた男も自分が騙されたと思い、ドロン、未亡人ともに殺す気になった。未亡人は殺される。男は丁度その邸にやってきたギャング団の手下どもに殺される。
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