2020年12月30日水曜日

クライム・シティ Dias de gracia 2011

 エベラルド・ゴウト監督、メキシコ、133分。

メキシコの犯罪とそれに立ち向かう警官が大きな枠だが、時が複数時代に渡っている。同時並行的に複数期が進行するので、初めて観ると混乱する。いずれもサッカーW杯の時期、2002年、2004年、2008年に起きる。テレビがサッカー中継をしており、その年や開催場所の名で違う年と分かる。

悪に立ち向かう熱血警察官、悪党に使われている少年が主な登場人物で時代が移り変わると役割が異なってくる。誘拐時間が複数時期に行なわれており、解放の時もあれば悲劇に終わる時もある。最初から複数時期の話であると知っておいた方が理解しやすい映画である。ともかくメキシコの犯罪のひどさが背景である。

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