ロベール・ブレッソン監督、仏、96分、白黒映画。
修道院が舞台。罪人も受け入れている。主人公の女は、期待とやる気を持って修道院に入ってくる。問題を多く起こす罪人の女がいて、主人公は何とか更生を助けたいと思っている。元罪人は修道院から出る。その足で拳銃を買い、自分を罪に陥れた男のところへ行き、射殺する。
また修道院に戻って来て、そこにいたいと希望を述べる。主人公は喜び勇んでその女を世話する役を買ってでる。
主人公ははっきりものを言い、自分の信念を貫く主義なので修道院の中で軋轢が出てくる。特に副院長と衝突し、院長の命じる謝罪をしないので、修道院から追われることになる。辛い思いで後にするが、実家にも帰らず行方不明になる。毎夜、修道院のかつての師の墓へ参りに来ていた。雨の夜そこで倒れ、明くる朝修道女たちに見つけられるが、病が進行していた。
その間、殺人事件を調査していた警察は、修道院に戻った女が怪しいと突きとめる。
女主人公の臨終の際に警察は修道院に来る。主人公の死を看取り、犯人の女は自首する。
ロベール・ブレッソンの長篇処女作だそうである。
0 件のコメント:
コメントを投稿